コジマタカフミ

自分の言葉のコピペ

掌編小説【カップ焼きそば】

カップ焼きそば。彼女から名乗ることは一度もなかったが、表面に記されたその名を僕は忘れることはないだろう。彼女を平らげ、全てを胃に収めてしまった後でも。‬ 彼女と出会ったのは必然だったのかもしれない。空腹に耐えかね、住処の外へと飛び出した僕。…

掌編小説【刀】

地平の果ても見えぬ広い大地に、幾本もの刀が刺さる。 一つは柄に青い硝子玉が下がり、一つは赤い紐が千切れて揺れる。同じ刀は一つもない。各々の柄に約束を結びつけ、その約束は無念とともに揺れている。これは墓だ。俺が殺した者達の墓だ。 その突き刺さ…

読了【推し燃ゆ】

生きづらさを抱えた少女の話 文章自体は長くないから1、2時間くらいで読み終われる。 "推し燃ゆ"とはあるけれど、メインは推しが炎上したということよりも、少女の生きづらさを描くことだと思った。 〜〜〜〜〜 勉強についていけない。 漢字が覚えられない。…

掌編小説【奇妙な俺と平凡な世界】

生まれて来てからこれまで、世界と自分とのズレを感じずにはいられなかった。 言葉を発すれば周りは訝しげな表情で俺を見つめ、体を動かせば指を指して笑われる。 これは自分が世界とズレているからなのだろうか?俺は生まれて来てからずっと、何かに属して…

詩【雨の夜】

冷たい雨が降る。 降った雨は土へと還り、 奪った温度が頬を冷やす。 冷たい雨が降る。 窓硝子を打つ音は高らかに、 弾けて、流れて、溢れ、染みる。 冷たい雨が降る。 触れた手のひらがヒヤリと湿る。 手のひらの形に結露が溶ける。 冷たい雨が降る。 ただ…

詩【女が泣いてゐる】

女が泣いている。雨に打たれて、泣いている。周りに人影は見えず、女は灰色の空を仰ぎ、一人で泣いている。地面を弾ける雨粒の音が、女の鳴き声を覆い隠す。土が泥となり、水溜りを作り、また雨が弾ける。 女はただ、泣いている。雨に打たれることも厭わずに…

掌編小説【心の底から殺したい】

午前2時。暗い部屋に時計の音がこだまする。目を瞑ってみても瞼の裏ではグルグルと目玉が回る。 ボヤボヤと頭に浮かんでは消えてを繰り返すのは今日の失敗、昨日の失態。 何年にも前にかいた恥が未だに私の胸の内でぐるぐると渦巻いている。 羞恥やら後悔や…

海は好き

思い返すとよく海に逃げていた気がする。 一人でいても気に留められない。 気にされることがない。 一人になれる場所。 ただじっと、車の中から海を眺めてた。 全部投げ捨てたくて、 全部から逃げたくて。 誰の声も聞きたくない。 悪いのは俺だ。って、わか…

こういうの、作りたい、って話

珈琲のwebプラットフォーム作りたい新潟の自家焙煎珈琲屋さんの通販したいレビューとか書けたり、自家焙煎の豆をそこから買えたり「産地を選んで、淹れ方を選ぶ。それが当たり前になったら次は"焙煎"からこだわる!」ってキャッチフレーズで— こじまたかふみ…

【ジンクス】

「想像していたことは絶対に起こらない」これは僕のジンクス。現実は想像を超えるとはよく言ったもので、現実世界は予想通りに上手く行くことの方が少ない。アクシデント、ハプニング、誰かの意図、思惑。そんな不確定要素の交わる中で僕らは生きている。 9:…

掌編小説【先生と私】

「君、生きるとはどういうことだと思うかね」 先生は本当に唐突に、私に問いかけた。傾き始めた日差しが部屋の埃をキラキラと照らす。 積み上げられた本の向こう側、先生が居るであろう方向に向けて、私は返事を返した。 「さあ、見当もつきません」 ギシリ…

掌編小説【無意味】

どうやら私の命は残り3日のようだ。悲しくはない。この世に悔いもない。苦しまずに逝けるとの事なので、そこは幸運だったのかもしれない。なんにせよ医者とはすごいものだ。誰がいつ死ぬかななどということは神でさえも把握していないだろうに、目の前の医者…

掌編小説【屋上】

抓んだ紙巻を口元へ。爪と同じ色に潤んだ唇。吸い込む煙は肺に沁み、細く紡ぐように唇の隙間から漏れ出す。紫煙を吐きだす相手は青空。冷たい鉄柵に凭れかかって、悩み一つない快晴に灰の雲を吹き掛ける。 心に浮かぶ思考や感情。ない交ぜにして共に吐きだす…

掌編小説【バス】

赤く焦げた空に烏が鳴く。住宅街から染みる懐かしい匂いは誰の帰りを待っているのだろうか。雨は数日降っていない。乾いた空気は暑い訳でも涼しい訳でもなく、ただ心地良く肌に触れる。錆びたバス停の前で立ち止まると、すぐにバスが現れ、扉を開けた。それ…

掌編小説【寿命規制法案】

「長生きをすることは人それぞれの幸福度合いを著しく下げることにつながります」 「70歳を境目に国民一人一人の幸福指数は減少を始め、平均して80歳ごろには不幸指数が幸福指数を上回ります。つまり、人間が生きることを幸せに感じられるのは長くても80歳ま…

掌編小説【天才少女 と AI】

私が生まれたのは豪邸の一室だった。私を作った少女は、機械油に塗れた顔で一つ、命じた。「手を繋いで」私がそろりと右手を差し伸べると、少女も右手を差し出し、手を結んだ。二、三度感触を確かめるように私の手を握ると、此方を見上げ、「貴方の名前はAI(…

すき焼きの残りでパエリアを作った。

休日の昼下がり 家には俺一人 炊飯器にはご飯はゼロ あるのは残り物のすき焼きの汁 この汁でパエリア作れるのでは? 牛ベースのスープのパエリアとかあった気がするし 思い立ったが即行動 パエリアの作り方をググる ①生米を炒める ②水と調味料、具材を入れて…

アンタらすげえよ

生きてるだけでみんなすげぇんだ

もっと自分を褒めようぜ!!!

もっと自分を褒めていいと思うんだ

中庸を愛せ

適当でいいんだよ

誰だって楽しいのが一番

みんな楽しいのが一番じゃん

夜営業のコーヒーショップ

そんなお店面白そうじゃないかな

自分用メモ 履歴書

履歴書

「こじまたかふみ」という株

「俺」という株

人生は最高か、否か

俺はクソだと思う。だからこそ

仕事

人生の半分以上が仕事

珈琲のブレンドを作る過程を提供

お客さんに合わせてブレンドするお店があったら面白いかな、って。

ツイッターの言葉

ツイッターの言葉をコピペするだけでも意味がありそう

やりたいことがあるならやるべき

好きにやれよお前の人生だ。

笑って生きてもいいじゃん

どうせ生きなきゃならんのです。 どうせ生きるんだったらやっぱり 笑って生きていたいじゃないですか。